おすすめ 小説家になろう 「竜殺しの過ごす日々」「願わくばこの手に幸福を」

2021年5月29日

今までに読んできたなろうの中でおすすめを紹介します。
(感想を書くのが遅いので小出しで、、、)

竜殺しの過ごす日々  完結済み(71部)

作者 赤雪トナ

紹介文 なんの意図もからまずに異世界へと移動した幸助。 得た力は大きすぎるもの。 持て余しそうな力を持って幸助は異世界で生きていく。 異世界で幸助はなにをなすのか。

導入部分 主人公である渡瀬幸助は何の前触れもなく異世界へ放り出され、偶然にも当時最強といわれる黒竜を殺し貴族の子女ホルンを助ける。
幸助は歴史上3人目の竜殺しとなり、竜を殺したことで得た強大な力を手に異世界を生きていく。

感想 なろう系で異世界転移ものの場合しょっぱなから主人公がハッチャケることが多いですが、この主人公の幸助君はそんなこともなく最初から最後まで良識人のままです。
自分の力に酔いしれて好き放題することは少ないので、なろう系のテンプレート主人公に飽きてきた方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

小説家になろう
願わくばこの手に幸福を  連載中

作者 ショーン田中

紹介文 救世の旅に同行を続けるルーギス。
その中で彼の役割は、雑用や夜番。 女達からは疎まれ、冷たい視線を与えられる日々。
だが幼馴染のアリュエノの存在だけが、彼をパーティに繋ぎ止めていた。
例え、彼女が救世者と呼ばれる男に心奪われていたとしても。
失意と惰性の日々。
そんな中に訪れた影は告げる。
「貴様に機会を与えてやろう。全てを塗りつぶし、人生という絵画を描き直す機会を!」

導入部分 救国の一行と呼ばれるパーティに追随するルーギス。
パーティには救世主、エルフの姫君、魔術師殿、騎士団の俊英など、そうそうたるメンバーがおり、凡人たるルーギスはそれにそぐわない。
ルーギスがパーティにいる理由は幼馴染である吟遊詩人アリュエノと共にあるために。パーティメンバーは救世主たる男に魅了され、それは幼馴染すらも。。。
心に闇を抱えた中、影に唆され、10年以上前の過去に戻り自分の人生をやり直す機会を得る。

感想 「執着」。本作を読んだ時に最もふさわしい言葉として浮かんだ単語です。
どんづまりに陥った主人公が過去に戻ってやり直すパターンのストーリーです。
前回の人生で知っている知識をフル活用して今生の人生のターニングポイントとなる部分部分を有利に進めてくなろうは多いですが、本作は前回の人生で知っている関係者の人となりを把握した上で相手の好む行動をとっていく形です。
好むと好むまいと人たらしになっていくルーギスは前回の人生ではごみのように扱われてきた女性メンバーにひどく執着される結果に、、、
しかしその執着は主人公であるルーギス自身もアリュエノに対して抱いています。
ルーギス自身は特に強いわけでもないので自身を犠牲にしながら危ない状況をくぐりにけて行く姿にもハラハラします。

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